01 処置台4台を並列に配置
- 主な特徴
- ・処置台4台が動線を確保して等間隔で並ぶ
・天井に酸素配管とリーラーコンセントを設置
・診察室の各出口にPC台を配置
・家具類は引出と扉の仕様でオープン部は原則つくらない
・床をペールグレーにし壁天井と家具を白で統一した明るい空間
・ベースLED照明は1.8mピッチでレイアウト
02 処置台4台を2つのアイランドに分けてセット
- 主な特徴
- ・処置台とストレッチャーを斜めにセットできるレイアウト
・麻酔器、酸素配管、コンセントLANを各アイランドに設置
・処置台の逆側はカウンターにしてナースステーション
・周辺に複数のモニターを置いて院内カメラや診療順データを確認
・使用用途にあわせて2種類の処置灯を設置
・処置室に面してガラス張りのICU専用室を配置(写真左側)
03 処置台が5台並ぶ処置室
- 主な特徴
- ・処置台を5台設置、更に1台の増設も可能
・中央診察台は救急処置用として処置灯と酸素配管を設置
・ICUユニットは2台併設し、中央に酸素濃縮器棚を造作
・検査台の背面のガラス越しに猫用入院室を監視できる(写真左)
・中央の薬局を挟んで犬用(右)と猫用(左)の診察室が並ぶ
04 処置検査と薬局がコンパクトに並ぶ
- 主な特徴
- ・中央に処置シンク、処置台、エコーを配置
・染色用シンク、顕微鏡、検査機器を並べて設置
・検査台の奥行を広くして背面に配線ケーブル収納を造作
・カセッターの収納量を十分に確保した薬局
・天井のステンレスボックスから酸素配管とコンセントLANを取り出せる
・正面壁に院内カメラ用のモニター
05 センターテーブルを造作した処置室
- 主な特徴
- ・処置室中央に作業用のセンターテーブル造作
・コンセントとLANを配線
・両側には薬台と水周りを配置
・写真左側が診察室、右側が入院室、奥側に隔離室とスタッフ室など
06 薬局、検査機器、ICUを1面に配置
- 主な特徴
- ・アイランドの処置シンクの片側に機器を並列
・手前から順に、ICU、冷蔵庫、注射薬台、検査機器、薬局
・吊戸棚の高さを統一するため移設品と造作品を綿密に計画
・シンク上部に処置灯、点滴レール、酸素配管、リーラーコンセントを設置
・省スペースのためICUの上に酸素濃縮器を置いて使う
・ステンレス製のペーパータオルホルダー
07 診察室に平行配置した検査コーナー
- 主な特徴
- ・検査機器専用のアイランド型収納カウンター
・手の届く高さにガラス扉の収納棚
・パレット収納用にアクリル製の小分け棚
・診察室で使うサンプル品在庫品を壁面の棚に収納(写真左側)
・天井面の診察室番号は室内使用時にはセンサーで点灯
・薬局から受付まで1本の動線で連続(写真奥側)
08 分包機3台を置く薬局
- 主な特徴
- ・室内の3面を使用する広い薬局
・中央の構造柱型を囲んで3台の分包機を設置、1台は漢方用
・移設品のカセッターにあわせて造作棚を計画
・棚正面にオーダークリップを設置して作業性アップ
・乳鉢洗浄と手洗い用の小型シンクを造作
・注射薬用の幅広冷蔵庫を2台設置(写真奥側)
09 歯科処置専用室
- 主な特徴
- ・2頭の歯科処置を同時にできるスペース
・歯科処置専用に寸法オーダーしたステンレスシンク
・樹脂製アコーディオンカーテンで仕切ることも可能
・同時給排気型の換気扇で臭いの出る処置にも対応
・周囲はガラス張りにして圧迫感を抑えている
・麻酔器、酸素配管、処置灯を設置
10 病理検査室
- 主な特徴
- ・主要動線から離れた場所に配置
・強制排気タイプの安全キャビネット
・排気量を確保するためダクト中間に流量調整弁を設置
・外部の排気は安全な場所まで専用ダクトで配管
・シンクが配置されるだけのシンプルなレイアウト
・キャビネット重量を支えるため作業台はスチール補強